分銅について紹介

高精度のはかりを正しく機能させるために欠かせない分銅

高精度のはかりを正しく機能させるために欠かせない分銅 高精度のはかりは精密機器であり、室温に大きく影響を受けます。
これは上皿天秤のように物理的に測る天秤だけではなく、電子的に測定する電子天秤においても同様で、センサーが温度の影響を受けるため、本来、一定なはずの計測値に室温が影響してズレが生じてしまいます。
そのため、電子天秤といえども誤差の修正をする必要があるのです。
実際には電子天秤自体が室温の変化を検知して計測前に内臓分銅により自動的に修正を開始するのです。
自動校正機能によって室温が変化してもズレはわずかな一定の範囲に収まります。
この機能があるため測定者はズレを気にかけることなく質量計測に専念できるのです。
また、予め設定した時刻に自動的に修正を開始するよう操作できる機種もあるので、タイマー校正を使うことでよりはかりの誤差を意識することなく正確な計測が可能です。
測定の度に誤差が気になるような慎重な方は、レバー等を操作するだけのワンタッチで修正をすることもできるので気になる都度、内臓分銅を用いて修正をかけるという使い方もできます。

校正の基準になる分銅の校正周期について

校正の基準になる分銅の校正周期について 分銅の校正周期についてですが法廷義務ではないため、実は具体的な周期の決まりはありません。
しかし法廷義務ではないからといって校正をしないと測定値の信頼性が低下してしまいます。
大体の使用目安として、鋳鉄製の基準分銅が一年、特級分銅は三年、ステンレスや黄銅の基準分銅は五年程度となっており、保管状況や使用頻度によって変化があるため定期的な校正が必要となってきます。
校正は年に一度以上行うのが一般的ですが、使用頻度によっては校正の期間を短くすることをおすすめします。
詳しくは質量管理マニュアルに記載があるので、一度チェックして念頭に入れておいてもいいかもしれませんね。
それでも困ったときは校正してもらうJCSS事業者に一度相談してみるのが良いでしょう。
校正周期については具体的な決まりがないからこそ、使用者が定期的に校正が必要かどうかを確認することが重要となってきます。
校正を依頼をすることで正確性が得られ、安心へと繋がりますよね。